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○キソパッキン工法のメリット

基礎下を密閉する工法は、湿気の多い山陰には適さないと考え、伊藤木材工業ではこの工法が今一番ベストだと考えてます。

・土台の基礎の間に空間があり、土台が湿気ることがないため、腐朽菌やシロアリの被害を未然に防ぎます。

・従来の基礎換気に比べ、約1.5倍の換気性能があります。

●耐震性能について一言

実際に私は2006年5月に茨城県の筑波工業試験場(東日本住宅・ナイス日栄主催)へ行き、面材工法の耐震性能をこの目で確認してきました。(撮影禁止だった為、写真は撮れませんでした。)

そして、面材による耐力壁が良いと思いましたが、神戸大震災級の震度を超えた時に、釘が抜けることがあるため、やはり主要な部分にはバランスよく座掘の少ない90角以上の筋交が必要だと考えています。

本当はそれに加え、昔ながらのヌキも入れたほうが建物に粘りがでるのでいいと思うのですが、余分なコストがかかるので、お客様と相談の上決めていきます。